CEOサクセッション

次期経営者の育成・選定は、企業の存続や発展における大きな転換点です。一方で「次期CEOをどのように選出するか」「経営者候補をどのように発見し、育成するか」については、本トピックの持つ繊細さ故に参考にできる情報が限られた領域でもあります。グローバル化が進み、 ガバナンスや多様性がより一層求められる中、次期CEOの育成や選定プロセスにおいて何を意識し、どのように経験値を蓄積していけば良いのでしょうか 。

2023年4月、エゴンゼンダーは、日経ビジネスイノベーションフォーラム「CEOサクセッション～競争力ある経営者の育成・選定と経営陣づくり～」に協賛いたしました。産・官・学の第一線に立つ識者を登壇者に招き、エゴンゼンダーとしての日本企業への提言を盛り込みつつ、講演・対談・パネルディスカッショ ンを通じて「競争力ある経営者の育成・選定と経営陣創り」についての考察を深めました。

当日の採録記事はこちら（2023年5月31日付 日本経済新聞朝刊掲載広告特集）。

　第一部では、日立製作所の中畑氏 に、2009年の経営危機以降の「日立の経営戦略、人財戦略の変革」について紹介頂きました。次期CEO候補を含む経営リーダーの選抜・育成プロセスに焦点を当てつつ、CEOサクセッションと経営戦略の密接な関係性を提示します。

　第二部では、経済産業省の安藤氏 に、「競争力ある経営陣の必要要件および後継者計画の７ステップ」について解説頂きました。CEOサクセッションに関する日本企業の構造的課題を示しつつ、人材プールの構築の重要性および実践的な対応策を明らかにします。

第三部では、ハーバード大学キーガン教授とエゴンゼンダーCEOのカマラ氏 に「21世紀型の人材育成と組織文化」について語って頂きました。人材育成の成功のために、企業に求められる変革や優れたトップリーダーに共通する特徴を紹介しつつ、日本のリーダーの持つ可能性を開花させるヒントを提供します。

第四部では、先進企業のトップや社外取締役を歴任する岩田氏、小林氏、常石氏、程氏をお招きし、現代の企業経営に求められるリーダー像、日本のＣＥＯサクセッションの課題や成功に向けた取り組みについて議論を行いました。

※本パネルディスカッションは映像配信ではご覧いただけません。当日の採録記事をご参照下さい（2023年5月31日付 日本経済新聞朝刊掲載広告特集）。

エゴンゼンダーの東京オフィスは、世界6番目の拠点であり、欧州以外で初めての拠点として1972年に設立されました。日本で最も歴史のあるエグゼクティブサーチファームであり、日本企業・外資系企業・非営利団体・公的機関に対し、数多くの外部経営人材紹介の実績を誇っております。 エグゼクティブサーチで培った「経営人材の資質を見る眼」と「世界標準の人材評価・育成アプローチ」によるリーダーシップアドバイザリー、そしてボードコンサルティングの実績が豊富なことが東京オフィスの特徴です。エゴンゼンダーの詳細については、こちらからパンフレットをダウンロードできます。

 

経営環境の変化が激しく不透明感が増す中、経営リーダーに求められる責務や役割は広範囲にわたり、 その負担は極めて重くなっています。特に、人や組織に関わる課題については、画一的な対応では 不十分であり、その課題の本質を見極めたうえで柔軟かつテーラーメイドの対応が必要となります。 エゴンゼンダーは、共に課題解決に向かうパートナーとして、最適なソリューションを提案し、多面的な視点 からクライアント企業を支援致します。・ 事実と洞察を判断軸として、ビジネスでの経験に基づくアドバイスを提供致します。・ 長期的な信頼関係構築を重視し、お客様への配慮を怠りません。・ 互いに信頼できるパートナーとして、お客様と協働致します。