リスクマネジメントのコンセプトは金融サービス企業に広く応用できるものです。従来の市場リスクや信用リスク、オペレーション関連リスクに関しては、コンプライアンスや規制への懸念がここ10年でますます大きくなっています。多くの企業ではまた、チーフ・リスク・オフィサー(CRO)が保険関連の決定事項についてより幅広い責任を担うようになっています。エゴンゼンダーは、リスクマネジメントのように急速に進化している業界では特に、リーダーシップソリューションをご提供できる貴重な存在です。より幅広い金融サービスプロセスの全体像を理解している新しいタイプのCROが台頭して、このような課題に対応しているのです。
弊社は、グローバル企業として世界各地の37か国に63か所のオフィスを構えており、450名を超えるコンサルタントが常駐しています。また、コンサルタントはほぼ全員業界経験者を採用していることから、リスクマネジメント関連のリーダーシップアドバイザーとして、このテーマに関する豊富な専門性を保有しています。リスクマネジメント分野だけで見ても、お客様と緊密に協力しており、ここ3年の取扱件数は150件を超えています。
弊社にはサーチや経営陣評価、リーダーシップの育成において、地域重視のアプローチとグローバルな手段のどちらにも対応できる体制が整っています。この業界の専門性と柔軟性も保有していることから、ブロックチェーンを用いた定量的モデルへの移行という新アプローチのような、次から次へと訪れる課題を解決するパートナーとしてもお役に立つことができるのです。サイバー関連リスクも重要性が増していることから、企業は現在、おざなりな対応をすれば企業評判に傷がつき、政府や規制機関の精査を受ける可能性があるような状況への緊急対応計画も構築しています。進行中である英国のEU脱退(ブレグジット)を受け、銀行の多くはガバナンスに関する重大な意思決定を下さなければならない状況に直面しています。
弊社もこの業界の一員であることから、グローバル規模並びにローカル市場レベルの双方で、リスクマネジメント業界はどのようなものであるかということを理解しています。エゴンゼンダーはお客様と真のパートナーシップを形成して、この進化する課題を共に解決していきたいと思っています。